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geodata [2017/12/22 06:08]
ohno
geodata [2023/08/22 00:50] (現在)
testadmin
ライン 1: ライン 1:
-===== 地理情報について ======+===== 地理情報について ====== ​
 ===== はじめに ===== ===== はじめに =====
  メッシュの平均標高や面積、土地利用比率などの地理情報をメッシュデータとして整備しました。地理情報を利用すると、自分の県のだけの分布図の作成や、水田が分布する地域だけの平均気温の計算など、農業気象データをより高度に利用することができます。これらのデータは、地理情報は、メッシュ農業気象配信サーバーの各エリア毎に設けられた「GeoData」ディレクトリ内に置かれています。データの形式を揃えてありますので、農業気象データと殆ど同じ方法で利用することができます。  メッシュの平均標高や面積、土地利用比率などの地理情報をメッシュデータとして整備しました。地理情報を利用すると、自分の県のだけの分布図の作成や、水田が分布する地域だけの平均気温の計算など、農業気象データをより高度に利用することができます。これらのデータは、地理情報は、メッシュ農業気象配信サーバーの各エリア毎に設けられた「GeoData」ディレクトリ内に置かれています。データの形式を揃えてありますので、農業気象データと殆ど同じ方法で利用することができます。
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 ===== 利用方法 ===== ===== 利用方法 =====
-=== Webブラウザでの確認 === 
- 地理情報は、気象データと同じ形式でデータサーバーに登録されているので、Webブラウザを用いて概要情報を閲覧することができます。例として、から北海道地方の標高データを確認するには、http://​mesh.dc.affrc.go.jp/​opendap/​Area1/​GeoData/​AMD_Area1_Geo_altitude.nc.htmlを開きます。 
- 
 === Pythonプログラムからの利用 === === Pythonプログラムからの利用 ===
- OPeNDAP機能を用いてPythonプログラムから利用する場合は、AMD_Tools.pyに追加で実装されGetGeoData関数を使用します。一例として、Area3に含まれる、N34.8~36.7,​ E138.7~140.8の範囲の標高を配列変数'​geo'​に 読み込むには、プログラムに下のように記述します。 + Pythonプログラムから利用する場合は、AMD_Tools3.pyに搭載されているGetGeoData関数を使用します。一例として、N34.8~36.7,​ E138.7~140.8の範囲の標高を配列変数'​geo'​に 読み込むには、プログラムに下のように記述します。 
- geo, lat, lon  = AMD.GetGeoData('​altitude', 'Area3', ​ [34.8, 36.7, 138.7, 140.8]) + geo, lat, lon  = AMD.GetGeoData('​altitude', ​ [34.8, 36.7, 138.7, 140.8]) 
- ここで、**altitude**は標高データに付けられた記号で、**Area3**はデータセット領域(日本中央部)の記号。**[34.8, 36.7, 138.7, 140.8]**は、データを読み出す緯度経度を設定する文字列で、'​[南端緯度、北端緯度、端経度、西端経度]'​という形式です。 + ここで、**altitude**は標高データに付けられた記号で、**[34.8,​ 36.7, 138.7, 140.8]**は、データを読み出す緯度経度を設定する文字列で、'​[南端緯度、北端緯度、西端経度、端経度]'​という形式です。\\
- +
- +
- 中央農研作成サンプルプログラム{{:​View_GeoData.py|}}は、この関数を用い方を示すものです。プログラムの後ろに、地理情報の記号を引数として与えます。このプログラムでN34.8~36.7,​ E138.7~140.8の標高を表示させるには、iPyhtonコンソールに、次のように入力します。 +
- run View_GeoData.py altitude +
-すると、下のような図が表示されます。同時にpng画像ファイルとcsvファイル、netCDFファイルも出力されます。 +
- +
-{{:​View_GeoData.png?​300|}} +
- +
- +
- +
- 中央農研作成サンプルプログラム{{:​2D_Average_Geo.py|2D_Average_Geo.py}}は、2012年8月1~20日の静岡県の平均気温分布を作成します。このプログラムは、気温の平均期間や県の指定をプログラムの中に直接書き込んでいるので実行時の引数は不要です。これらを変更する場合はプログラムの当該箇所をエディターで書き直してください。詳細はプログラムに書かれているコメントを参照してください。プログラムを実行すると、下のような図が表示され、同時にpng画像ファイルとcsvファイル、netCDFファイルが出力されます。 +
- +
-{{:​2D_Average_Geo.png?​300|}} +
- +
  
-[[start?#​メッシュの平均標高や都道府県範囲なども用意されています|戻る]]+[[about#​メッシュの平均標高や都道府県範囲なども用意されています|戻る]]
geodata.1513922915.txt.gz · 最終更新: 2023/08/21 04:53 (外部編集)