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py_scenalio [2018/06/29 02:09] ohno |
py_scenalio [2020/06/11 07:45] sasaki [メッシュ温暖化シナリオデータ利用方法] |
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ライン 1: | ライン 1: | ||
+ | ==== メッシュ温暖化シナリオデータ一覧 ==== | ||
+ | 以下のデータが用意されています。これまでお使いのデータについても、2019年12月16日以降、hisotricalも含めて全て再計算されていますので、更新をお願いします。 | ||
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+ | ^ 全球気候モデル^| MRI-CGCM3、MIROC5、CSIRO-Mk3-6-0*、GFDL-CM3*、HadGEM2-ES* | | ||
+ | ^ 温暖化シナリオ ^| RCP 8.5、RCP 2.6 | | ||
+ | ^ hisotoricalデータ期間 ^| 1981年1月1日~2005年12月31日 | | ||
+ | ^ 温暖化シナリオに基づく将来気候予測データ期間 ^| 2006年1月1日~2100年12月31日* | | ||
+ | ^ 気象要素(記号) ^| TMP_mea、TMP_max、TMP_min、APCP、GSR*、RH*、WIND* | | ||
+ | *2019年12月28日より | ||
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==== メッシュ温暖化シナリオデータ利用方法 ==== | ==== メッシュ温暖化シナリオデータ利用方法 ==== | ||
温暖化シナリオデータは将来を予測したものではないので、将来の特定の年のデータを処理して得た結果には意味がありません。将来の数十年分のデータを処理し、現在条件の数十年分のデータを処理し、それらに統計処理を加えたうえで比較して初めて意味のある結果を得ることができます。場合によっては、数十年分の本当の現在気象値のデータを処理した結果も比較に加える必要があります。つまり、温暖化影響を評価するには気象データを大量に処理する技術が必要です。\\ | 温暖化シナリオデータは将来を予測したものではないので、将来の特定の年のデータを処理して得た結果には意味がありません。将来の数十年分のデータを処理し、現在条件の数十年分のデータを処理し、それらに統計処理を加えたうえで比較して初めて意味のある結果を得ることができます。場合によっては、数十年分の本当の現在気象値のデータを処理した結果も比較に加える必要があります。つまり、温暖化影響を評価するには気象データを大量に処理する技術が必要です。\\ | ||
ライン 6: | ライン 16: | ||
概要:気候予測シナリオデータを、気象データをデータ配信サーバーまたはローカルファイルから取得する関数。 | 概要:気候予測シナリオデータを、気象データをデータ配信サーバーまたはローカルファイルから取得する関数。 | ||
書式: | 書式: | ||
- | GetSceData(element, timedomain, lalodomain, model, scenam, area=None, cli=False, namuni=False, url='https://amd.rd.naro.go.jp/opendap/AMS') | + | GetSceData(element, timedomain, lalodomain, model, scenam, area=None, namuni=False, url='https://amd.rd.naro.go.jp/opendap/AMS') |
引数(必須): | 引数(必須): | ||
element:気象要素記号で、'TMP_mea'などの文字列で与える | element:気象要素記号で、'TMP_mea'などの文字列で与える | ||
ライン 18: | ライン 28: | ||
scenam:排出シナリオ等の記号で、'RCP8.5'などの文字列で与える | scenam:排出シナリオ等の記号で、'RCP8.5'などの文字列で与える | ||
引数(必要に応じ指定): | 引数(必要に応じ指定): | ||
- | cli:True => 平年値が返される。 | ||
- | False => 観測値が返される。 | ||
namuni:True => 気象要素の正式名称と単位を取り出す。戻り値の数は2つ増えて6つになる。 | namuni:True => 気象要素の正式名称と単位を取り出す。戻り値の数は2つ増えて6つになる。 | ||
False => 気象要素の正式名称を取り出さない。戻り値の数は4つ(気象値、時刻、緯度、経度)。 | False => 気象要素の正式名称を取り出さない。戻り値の数は4つ(気象値、時刻、緯度、経度)。 | ||
ライン 43: | ライン 51: | ||
===サンプルプログラム=== | ===サンプルプログラム=== | ||
* {{ ::testscena.py |testscena.py}}:トップページの図を作成するサンプルプログラム。 | * {{ ::testscena.py |testscena.py}}:トップページの図を作成するサンプルプログラム。 | ||
+ | * Anaconda3-2020.02をインストールした場合、testscena.pyを実行すると、'isfinite' not supported というエラーが出ることがあります。その場合、testscena.pyの23行目の文頭にある#を削除してください。 | ||
[[start#気候変化シナリオも搭載されています。|戻る]] | [[start#気候変化シナリオも搭載されています。|戻る]] |