農研機構メッシュ農業気象データ

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about [2024/01/19 13:16] – [メッシュの平均標高や都道府県範囲なども用意されています] sasakiabout [2025/02/06 14:38] (現在) – [気候変化シナリオも搭載されています] sasaki
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-====== メッシュ農業気象データについて ====== +====== メッシュ農業気象データについて ====== 
 +===== *ここはトップページではありません ===== 
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 {{ :wiki:about:茨城県の気温分布図.png?nolink&500 |}} {{ :wiki:about:茨城県の気温分布図.png?nolink&500 |}}
  
-**{{ :wiki:about:mapl_ver2.1.html |このリンク}}**から、メッシュ農業気象データの提供範囲と地域基準メッシュの確認を行うことができます(しいタブで開きます)。+**{{ :wiki:about:mapl_ver2.1.html |このファイル}}**から、メッシュ農業気象データの提供範囲と地域基準メッシュの確認を行うことができます(うまく表示されない場合はファイルをダウンロードてください)。
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 **日別値**\\ **日別値**\\
 ^ 気象要素 ^ 単位 ^ 記号 ^ 過去値 ^ 予報値 ^ 平年値 ^ ^ 気象要素 ^ 単位 ^ 記号 ^ 過去値 ^ 予報値 ^ 平年値 ^
-| 日平均気温 | ℃ | TMP_mea | 1980年1月1日~前日 | 当日~26日先 | 2011年~2023年 | +| 日平均気温 | ℃ | TMP_mea | 1980年1月1日~前日 | 当日~26日先 | 2011年~年 | 
-| 日最高気温 | ℃ | TMP_max | 1980年1月1日~前日 | 当日~26日先 | 2011年~2023年 | +| 日最高気温 | ℃ | TMP_max | 1980年1月1日~前日 | 当日~26日先 | 2011年~年 | 
-| 日最低気温 | ℃ | TMP_min | 1980年1月1日~前日 | 当日~26日先 | 2011年~2023年 | +| 日最低気温 | ℃ | TMP_min | 1980年1月1日~前日 | 当日~26日先 | 2011年~年 | 
-| 降水量 | mm/day | APCP* | 1980年1月1日~前日 | 当日~26日先 | 2011年~2023年 |+| 降水量 | mm/day | APCP* | 1980年1月1日~前日 | 当日~26日先 | 2011年~年 |
 |:::|:::| APCPRA* | 2008年1月1日~前日 |:::|:::| |:::|:::| APCPRA* | 2008年1月1日~前日 |:::|:::|
-| 1mm以上の降水の有無 |1:有/0:無 | OPR | 1980年1月1日~前日 | 当日~9日先 | 2011年~2023年 | +| 1mm以上の降水の有無 |1:有/0:無 | OPR | 1980年1月1日~前日 | 当日~9日先 | 2011年~年 | 
-| 日照時間 | h/day | SSD | 1980年1月1日~前日 | 当日~26日先 | 2011年~2023年 | +| 日照時間 | h/day | SSD | 1980年1月1日~前日 | 当日~26日先 | 2011年~年 | 
-| 全天日射量 | MJ/m2/day | GSR | 1980年1月1日~前日 | 当日~9日先 | 2011年~2023年 |+| 全天日射量 | MJ/m2/day | GSR | 1980年1月1日~前日 | 当日~9日先 | 2011年~年 |
 | 下向き長波放射量 | MJ/m2/day | DLR | 2008年1月1日~前日 | 当日~9日先 | なし | | 下向き長波放射量 | MJ/m2/day | DLR | 2008年1月1日~前日 | 当日~9日先 | なし |
 | 日平均相対湿度 | % | RH | 2008年1月1日~前日 | 当日~9日先 |なし | | 日平均相対湿度 | % | RH | 2008年1月1日~前日 | 当日~9日先 |なし |
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 {{ :wiki:about:エクセルで取得.png?500 |}} {{ :wiki:about:エクセルで取得.png?500 |}}
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-===== モバイルでもメッシュ農業気象データを利用できます ===== 
-データ配信サーバーにデータをリクエストする機能を持つモバイルアプリを利用すると、最大10地点の気象データをいつでも閲覧できます。半旬、旬、月、年ごとの集計値、積算値、有効積算気温の表示も可能です。\\ 
- [[https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/121105.html|農地気象環境診断アプリ利用マニュアル]] 
  
-{{:wiki:about:mobile.png?400 |}} 
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-iOS用:([[https://itunes.apple.com/jp/app/%E8%BE%B2%E5%9C%B0%E6%B0%97%E8%B1%A1%E7%92%B0%E5%A2%83%E8%A8%BA%E6%96%AD%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/id1439896276?mt=8|URL]]){{:wiki:about:iOS.png?nolink&100|}}\\ 
-Android用:([[https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.affrc.nemo.amgsds001|URL]]){{:wiki:about:Android.png?nolink&100|}} 
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 ===== Pythonならより自在にデータを処理できます ===== ===== Pythonならより自在にデータを処理できます =====
  メッシュ農業気象データのデータ配信サーバーは、エクセルやPythonなど、アプリケーションプログラムからのデータリクエストに応答してデータを提供する機能を持ちます。これを利用すると、データの取得から処理、結果の出力までを一気に実行するプログラムをPythonスクリプトで作成することができます。\\  メッシュ農業気象データのデータ配信サーバーは、エクセルやPythonなど、アプリケーションプログラムからのデータリクエストに応答してデータを提供する機能を持ちます。これを利用すると、データの取得から処理、結果の出力までを一気に実行するプログラムをPythonスクリプトで作成することができます。\\
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 ===== 過去に提供したデータを再現することができます ===== ===== 過去に提供したデータを再現することができます =====
- システムは、日々の提供データをアーカイブに保存しています。そして、これを用いることで、利用者は、2011年以降の任意の日に提供した予報を再現することができます。通常のデータ処理に使用しているPythonプログラム一部を修正するだけでこれを読み込むようにできるので、気象予報の精度の検証や、予報基づく農業情報の有効性の検証を手軽に行うことができます。\\+ システムは、日々の提供データをアーカイブに保存しています。そして、これを用いることで、利用者は、2011年以降の任意の日に提供した予報を再現することができます。通常のデータ処理に使用しているPythonプログラム一部を修正するだけでこれを読み込むようにできるので、気象予報の精度の検証や、予報基づく農業情報の有効性の検証を手軽に行うことができます。なお、再現できるのは**日別値だけ**であり、時別値についてはありませんのでご注意ください。\\
 [[archive|→ 詳細情報]] [[archive|→ 詳細情報]]
  
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 ===== 気候変化シナリオも搭載されています ===== ===== 気候変化シナリオも搭載されています =====
- システムには、全球気候モデル MRI-CGCM3、MIROC5、およびCSIRO-Mk3-6-0、GFDL-CM3、HadGEM2-ES(以上3モデルは2019.12より追加) を用いて、現在気候(1981~2005年)および温暖化ガス排出シナリオRCP 8.5、および、RCP 2.6 に基づく将来気候予測(2006~2100年)(2019.12より期間延長)を1kmメッシュにダウンスケーリングした気候変化シナリオデータも搭載されています。気象要素は、気温、降水量、および湿度、日射量、風速(以上3要素は2019.12より追加)です。データ形式を現在気象のデータと揃えてあるので、現在気象向けに開発した解析プログラムを温暖化影響評価に有効活用することができます。下の図は、メッシュ気候変化シナリオ(MIROC5, RCP8.5)データから、茨城県つくば市の2050年における日最高気温(黒太線)を取り出し、現在の平年値(黒細線)と対比して示したものです。\\+ システムには、全球気候モデル MRI-CGCM3、MIROC5、およびCSIRO-Mk3-6-0、GFDL-CM3、HadGEM2-ES(以上3モデルは2019.12より追加) を用いて、現在気候(1981~2005年)および温暖化ガス排出シナリオRCP 8.5(IPCC第6次評価報告書(AR6)のSSP5-8.5に近いシナリオ)、および、RCP 2.6(IPCC AR6のSSP1-2.6に近いシナリオ) に基づく将来気候予測(2006~2100年)(2019.12より期間延長)を1kmメッシュにダウンスケーリングした気候変化シナリオデータも搭載されています。気象要素は、気温、降水量、および湿度、日射量、風速(以上3要素は2019.12より追加)です。データ形式を現在気象のデータと揃えてあるので、現在気象向けに開発した解析プログラムを温暖化影響評価に有効活用することができます。下の図は、メッシュ気候変化シナリオ(MIROC5, RCP8.5)データから、茨城県つくば市の2050年における日最高気温(黒太線)を取り出し、現在の平年値(黒細線)と対比して示したものです。\\
 [[scenalio|→ 詳細情報]] [[scenalio|→ 詳細情報]]
  
about.1705637762.txt.gz · 最終更新: 2024/06/27 15:24 (外部編集)

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