農研機構メッシュ農業気象データ

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scenalio [2024/06/27 15:25] – 外部編集 127.0.0.1scenalio [2025/02/06 14:41] (現在) – [メッシュ温暖化シナリオデータ一覧] sasaki
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 ^ 全球気候モデル^| MRI-CGCM3、MIROC5、CSIRO-Mk3-6-0*、GFDL-CM3*、HadGEM2-ES* |  ^ 全球気候モデル^| MRI-CGCM3、MIROC5、CSIRO-Mk3-6-0*、GFDL-CM3*、HadGEM2-ES* | 
-^ 温暖化シナリオ ^| RCP 8.5、RCP 2.6 |  +^ 温暖化シナリオ ^| RCP 8.5(IPCC AR6のSSP5-8.5に近いシナリオ)、RCP 2.6(IPCC AR6のSSP1-2.6に近いシナリオ)|  
 ^ hisotoricalデータ期間 ^| 1981年1月1日~2005年12月31日 |  ^ hisotoricalデータ期間 ^| 1981年1月1日~2005年12月31日 | 
 ^ 温暖化シナリオに基づく将来気候予測データ期間 ^| 2006年1月1日~2100年12月31日* | ^ 温暖化シナリオに基づく将来気候予測データ期間 ^| 2006年1月1日~2100年12月31日* |
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 ==== メッシュ温暖化シナリオデータの利用方法 ==== ==== メッシュ温暖化シナリオデータの利用方法 ====
  温暖化シナリオデータは将来を予測したものではないので、将来の特定の年のデータを処理して得た結果には意味がありません。将来の数十年分のデータを処理し、現在条件の数十年分のデータを処理し、それらに統計処理を加えたうえで比較して初めて意味のある結果を得ることができます。場合によっては、数十年分の本当の現在気象値のデータを処理した結果も比較に加える必要があります。つまり、温暖化影響を評価するには気象データを大量に処理する技術が必要です。\\  温暖化シナリオデータは将来を予測したものではないので、将来の特定の年のデータを処理して得た結果には意味がありません。将来の数十年分のデータを処理し、現在条件の数十年分のデータを処理し、それらに統計処理を加えたうえで比較して初めて意味のある結果を得ることができます。場合によっては、数十年分の本当の現在気象値のデータを処理した結果も比較に加える必要があります。つまり、温暖化影響を評価するには気象データを大量に処理する技術が必要です。\\
- このため、農研機構は、このデータを取得するエクセルシートは用意しません。メッシュ温暖化シナリオデータをPythonプログラムに読み込むための関数「GetSceData」を用意しています。この関数は、メッシュ農業気象データ利用ツール**AMD_Tools3**に搭載されています。以下にその説明を記します。+ このため、農研機構は、このデータを取得するエクセルシートは用意しません。メッシュ温暖化シナリオデータをPythonプログラムに読み込むための関数「GetSceData」を用意しています。この関数は、メッシュ農業気象データ利用ツール**AMD_Tools4**に搭載されています。以下にその説明を記します。
  
     関数名:GetSceData     関数名:GetSceData
     概要:気候予測シナリオデータを、気象データをデータ配信サーバーまたはローカルファイルから取得する関数。     概要:気候予測シナリオデータを、気象データをデータ配信サーバーまたはローカルファイルから取得する関数。
     書式:     書式:
-     GetSceData(element, timedomain, lalodomain, model, scenam, area=None, namuni=False, url='https://amd.rd.naro.go.jp/opendap/AMS')+     GetSceData(element, timedomain, lalodomain, model, scenam, url='https://amd.rd.naro.go.jp/opendap/AMS')
     引数(必須):     引数(必須):
         element:気象要素記号で、'TMP_mea'などの文字列で与える         element:気象要素記号で、'TMP_mea'などの文字列で与える
行 40: 行 40:
         namuni:True => 気象要素の正式名称と単位を取り出す。戻り値の数は2つ増えて6つになる。         namuni:True => 気象要素の正式名称と単位を取り出す。戻り値の数は2つ増えて6つになる。
             False => 気象要素の正式名称を取り出さない。戻り値の数は4つ(気象値、時刻、緯度、経度)。             False => 気象要素の正式名称を取り出さない。戻り値の数は4つ(気象値、時刻、緯度、経度)。
-        area:データを読み出すエリア(Area1~Area6)を指定する。省略した場合は自動的に選ばれる。 
         url:データファイルの場所を指定する。省略した場合はデータ配信サーバーに読みに行く。         url:データファイルの場所を指定する。省略した場合はデータ配信サーバーに読みに行く。
             ローカルにあるファイルを指定するときは、AreaN(N=1~6)の直上(通常は"・・・/AMS")を指定する。             ローカルにあるファイルを指定するときは、AreaN(N=1~6)の直上(通常は"・・・/AMS")を指定する。
-        isTile:1次メッシュ区切りデータにアクセスするときにisTile=True(または 1)として指定する。 
-          特定地点のデータを取得する場合はこちらの方が早く取得できる。 
     戻り値:     戻り値:
         第1戻り値:指定した気象要素の三次元データ。[時刻、緯度、経度]の次元を持つ。         第1戻り値:指定した気象要素の三次元データ。[時刻、緯度、経度]の次元を持つ。
行 59: 行 56:
         timedomain = ['2020-01-01', '2030-12-31']         timedomain = ['2020-01-01', '2030-12-31']
         lalodomain = [35.0,  35.0, 135.0, 135.0]         lalodomain = [35.0,  35.0, 135.0, 135.0]
-        Tm, tim, lat, lon = AMD.GetSceData('TMP_max', timedomain, lalodomain,model, scenario)+        Tm, tim, lat, lon = AMD.GetSceData('TMP_max', timedomain, lalodomain, model, scenario)
  
 ===データアクセスフォームを利用したデータ取得の際の注意点=== ===データアクセスフォームを利用したデータ取得の際の注意点===
  データアクセスフォーム(データ配信サーバーが有する補助的ホームページ機能)から取得したデータを、AMD_Toolsを介さずに使用する場合は以下の式で値を換算してください。  データアクセスフォーム(データ配信サーバーが有する補助的ホームページ機能)から取得したデータを、AMD_Toolsを介さずに使用する場合は以下の式で値を換算してください。
  
-    メッシュ値 = データアクセスフォームで取得した値 × 0.100000001 + 0.0+    メッシュ値 = データアクセスフォームで取得した値 × 0.+ 0.0
  
  
 [[about#気候変化シナリオも搭載されています|戻る]] [[about#気候変化シナリオも搭載されています|戻る]]
scenalio.1719469503.txt.gz · 最終更新: 2024/06/27 15:25 by 127.0.0.1

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