ユーザ用ツール

  • ようこそ: --- (---)

サイト用ツール


about

差分

この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。

この比較画面にリンクする

両方とも前のリビジョン 前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
about [2023/05/19 01:10]
sasaki [多彩な気象要素が用意されています]
about [2024/04/09 05:35] (現在)
sasaki [メッシュ農業気象データについて]
ライン 1: ライン 1:
 ====== メッシュ農業気象データについて ====== ====== メッシュ農業気象データについて ======
 +==== *ここはトップページではありません ====
 + 
 ([[start|トップページに戻る]]) ([[start|トップページに戻る]])
  
ライン 66: ライン 68:
 | 相対湿度 | % | RH | 2019年1月1日01T~前日24T | 当日01T~9日先24T |なし | | 相対湿度 | % | RH | 2019年1月1日01T~前日24T | 当日01T~9日先24T |なし |
 | 下向き長波放射 | W/m2 | DLR | 2023年1月1日01T~前日24T | 当日01T~9日先24T |なし | | 下向き長波放射 | W/m2 | DLR | 2023年1月1日01T~前日24T | 当日01T~9日先24T |なし |
 +
 +----
 +===== メッシュ農業気象データの予報値の精度 =====
 + 一般に、日別予報の限界は7日程度といわれており、メッシュ農業気象データもこれと同様の特性を持ちます。しかし、誤差低減の効果を平均値または積算値で評価すると、それはより長い期間まで認められます。\\
 + 下の図は、メッシュ農業気象データシステムの日平均気温について、予報値の誤差と、「その日の気象値は平年値と同じになる」と予測した時の誤差との比を調べたものです(2011~2015年)。予報が的中する場合は100%、平年並みとしたのと差がない場合は0%となります。これを見ると、予報を日別に考えた場合(青丸)の効果はせいぜい7日程度に留まることが分かります。一方、これから先n日間の平均気温(赤丸)という観点で効果を見ると20日よりも先まで認められることが分かります。作物の発育等は個々の日の寒暖よりも積算した気温に強く影響されるため、このような特性は農業において有利です。\\
 +
 +{{ :​wiki:​about:​forecast_accuracy.png?​nolink&​400 |}}
 +
 +----
 +===== メッシュ農業気象データを長期変動(気候)解析に用いる場合は注意が必要です =====
 + メッシュ農業気象データは気象庁の気象データを元に作成しており、気象庁の年代による観測方式や統計処理方法の変更の影響をそのまま含みます。特に研究用途で使用される場合には、年代によってデータの質が異なる可能性についてご留意ください。\\
 + ​[[longterm|→ 詳細情報]]
 +
 ---- ----
 ===== メッシュの平均標高や都道府県範囲なども用意されています ===== ===== メッシュの平均標高や都道府県範囲なども用意されています =====
about.1684458626.txt.gz · 最終更新: 2023/08/21 04:53 (外部編集)