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目次
メッシュ農業気象データ取得エクセルファイル
Windows用
- AMGSDS_1d_win
- 指定した1地点のデータを取得します。
- Mapを用いて緯度経度を取得する機能を使用するために、InternetExproler 11(IE11)を使用します。
- IE11は、セキュリティを「中高」以下に調整する必要があります。「ツール」→「インターネットオプション」から設定を変更してください。
- AMGSDS_2d_win
- 指定した緯度経度範囲における、指定した年月日のデータ分布を取得します。
- Mapを用いて緯度経度を取得する機能を使用するために、InternetExproler 11(IE11)を使用します。
- IE11は、セキュリティを「中高」以下に調整する必要があります。「ツール」→「インターネットオプション」から設定を変更してください。
- AMGSDataGetter
- 任意の数の地点のデータを取得します。
- ターゲット文字列(#meshv# / #meshh# / #meshf#)と、取得データの情報を書くと、その下または右にデータが取り込まれます。
- ターゲット文字列はどこに何個書いても構いません。混用も可能です。
- 気象要素名は、公開Wikiの「多彩な気象要素が用意されています。」に掲載の表における「記号」で指定してください。
- 平年値を取得する場合は、記号の頭に「Cli_」を付けてください。例えば日平均気温の平年値を取得するには、「Cli_TMP_mea」とします。
- データ要素番号
- 指定した地点を含むエリア、メッシュの要素番号、日付の要素番号を表示します。
Mac用
- AMGSDS_1d_mac
- AMGSDS_1d_mac2016_v3.4.xlsm (Excel2016用)
- 指定した1地点のデータを取得します。
- 以下の場所に、このファイルを必ず置いてください opendap.scpt
- /Users/macのアカウント名/Library/Application Scripts/com.microsoft.Excel/opendap.scpt
- /Users/macのアカウント名/Library フォルダは、通常は見えません。Finder で option キーを押しながら 「移動」メニューを開くと、「ライブラリ」が現れるので、これから選択して開いてください。
- AMGSDS_2d_mac2016
- AMGSDS_2d_mac2016_v3.4.xlsm Excel2016/Office365用
- 指定した緯度経度範囲における、指定した年月日のデータ分布を取得します。
- 以下の場所に、このファイルを必ず置いてください opendap.scpt
- /Users/macのアカウント名/Library/Application Scripts/com.microsoft.Excel/opendap.scpt
- /Users/macのアカウント名/Library フォルダは、通常は見えません。Finder で option キーを押しながら 「移動」メニューを開くと、「ライブラリ」が現れるので、これから選択して開いてください。
メッシュ農業気象データ組み込みモジュール(エクセル用)
Windows/Mac*両用
※ v05では、Area5の範囲において、地点が選択できないバグがありました。最新のv06をお使いください。
気象データを必要とするエクセルシートに、メッシュ農業気象データを直接取得する機能を加えるものになります。 メッシュ農業気象データを使用する、新たなエクセルアプリケーションの作成にも使用できます。
- 使用方法については、ファイル内の「組み込みモジュールの使い方」シートをご覧ください。
- 利用マニュアル(メッシュ農業気象データExcel用組み込みモジュール利用マニュアル)
*Macで利用する場合は、作成したファイルを使用するMacの以下の場所にopendap.scptを配置する必要があります。
- /Users/macのアカウント名/Library/Application Scripts/com.microsoft.Excel/opendap.scpt
- /Users/macのアカウント名/Library フォルダは、通常は見えません。Finder で option キーを押しながら 「移動」メニューを開くと、「ライブラリ」が現れるので、これから選択して開いてください。
*この機能を組み込んだエクセルファイルを第三者に配布する場合には、農研機構の利用許諾を得てください
データアクセスフォームを利用したデータの取得方法
メッシュ農業気象データ配信サーバーは簡素なホームページを持っており、ここに置かれているデータセットアクセスフォーム(Dataset Access Form)を通してデータを要求して取得することができます。 以下に、北緯34.5~36.0度、東経139.0~140.5度(東京湾の周辺)の日平均気温を2013年1月1~10日についてCSVファイルで取り出す方法を例として示します。
手順1. 希望するメッシュ番号の把握
日付、緯度、経度とメッシュの層、行、列との対応は、このページの「メッシュ農業気象データ取得エクセルファイル」の中の「データの要素番号.xlsx」のワークシートで調べることができます。このワークシートをダウンロードし、セルB22:B23に知りたい緯度と経度を十進数表記で入力すると対応する緯度方向のメッシュ番号(lat)、経度方向のメッシュ番号(lon)の番号が計算されます。そして、B32に日付を入力すると、timeの配列番号が計算されます。
手順2. データのダウンロード
メッシュデータ配信サーバーホームページをWebブラウザでアクセスし、利用IDとパスワードを入力すると、トップページが表示されます。ここでAMDは過去値と予報値、平年値を含むメッシュ気象データ、AMSはメッシュ気候変化シナリオデータです。
東京湾周辺はArea3に含まれ、取得するのは2013年のデータなので、トップページのリストから、AMD、Area3、2013、と順にクリックすると、AMD_Area3_APCP.ncなどのリスト表示がされます。この中から希望する気象要素の記号を含む項目を選んでクリックすると、それに対するデータセットアクセスフォームが開きます。この例で取得するのは日平均気温なので、AMD_Area3_TMP_mea.ncのフォームを開きます。
フォーム中程に表示される見出しVariablesの右側のTMP_meaの左脇の小さなチェックボックスをチェックすると、空欄だったテキストボックスに、0:1:364、0:1:799、0:1:559 という数字が表示されます。これらの数字は、Area3領域の2013年の平均気温データが、日付方向に365層、緯度方向に800メッシュ行、経度方向に560メッシュ列の大きさであることを示しています。中央の数字1は気にしないでください。取得するデータの時空間範囲の指定は、これらの数字を書き直すことで行います。
1月1~10日は、最初の10層に相当するので以下です。コンピューター特有の作法で、1番最初は1でなく0を指定します。
0:9
緯度34.5~36.0度の緯度範囲に対応するメッシュの行位置は以下です。
300:480
経度139.0~140.5度に相当するメッシュの列位置は以下です。
320:440
テキストボックスのなかの数値をこれらに書き換えた後、頁上部の [GET ASCII] ボタンをクリックすると、目的のデータがCSVファイルでダウンロードできます。
ブラウザの設定によっては、ファイルがダウンロードできずに、新しいページが開いて、文字が全面に並んだ画面が表示されることがありますが、その場合には、ページ上でマウスを右クリックし、「名前を付けてページを保存」を選びます。メニューから「ファイル」、「名前を付けて保存」とするブラウザもあります
手順3. 切り出し範囲の設定を再利用する
このホームページを閉じる前に、見出しData URLの右側の文字列に注目してください。下に示すような文字列が記されているはずです。
https://amd.rd.naro.go.jp /opendap/AMD/Area3/2013/AMD_Area3_TMP_mea.nc.ascii?TMP_mea[0:9][300:480][320:440]
これは、手順2で指定したデータの取得範囲をデータ配信サーバーに知らせるURLです。
ボックスを三回クリックすると文字列全体がハイライトされるので、これを[Ctrl]+[C]などでコピーし何かのテキストファイルに保存しておけば使い回すことができます。
これをメモ帳等にコピーしておいてください。そして、ホームページを閉じたのちもう一度開いて、URLにこの文字列を入力してみてください。先ほどと全く同じデータを取得することができます。したがって、同じ場所の最新予報を繰り返し取得する場合には、ホームページのデータアクセスフォームを使用する必要はなく、ブックマーク等に記録したURLをブラウザで開くだけでデータが取得できます。
URLの記法を理解してしまうと、平年値など、他のデータを同じ範囲で切り出すのが簡単になります。URLには、エリアや年次、農業気象要素名がディレクトリやファイル名のように記載されているので、当該部分の文字列を書き換えます。
手順4. データの換算(データアクセスフォームによって取得したメッシュ気候シナリオデータのみ)
メッシュ気候シナリオデータ(AMS)はデータ容量を小さくする処理が施されているため、ダウンロードした値をそのまま用いることはできません。以下に従って、データを換算してください。(過去値と予報値、平年値を含むメッシュ気象データ(AMS)は換算する必要はありません。)
メッシュデータ配信サーバーホームページをWebブラウザでアクセスし、AMSフォルダの中の希望するデータファイル名(.nc)をクリックし、フォームを開きます。Valiables(例えばTMP_mea)の下にあるボックス内に表示されているadd_offsetとscale_factorを確認してください。全要素同じ値です。
TMP_mea.add_offset: 0 TMP_mea.scale_factor: 0.100000001
メッシュ値 = データアクセスフォームで取得した値 × scale_factor + add_offset となります。